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理事長からのご挨拶 |
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近年、医療診断機器の発達に伴い脳卒中は予防できる疾患へと変化し、死亡原
因としての脳卒中の割合は以前より減少しているにも関わらず、社会の高齢化
が進むにつれ、脳卒中などの脳疾患に罹患する患者さんは年々増加し、言語障
害・半身不随などの重い後遺症を残したまま、その後の生活を余儀なくされる
患者さんも徐々に増加する傾向にあります。
脳卒中だけではなく、外傷も含めた脳疾患の進行は非常に早く、発見や搬入が
遅れたために「もう少し早く治療していたら・・・」という事も少なくありま
せん。私たちは、その「もう少し早く」を何とか実現しようと考えました。脳
疾患にはスタッフの潤滑な連携に基づいた迅速かつ正確な診断・治療が絶対に
必要であり、その後の後遺症の有無に大きな影響を与えるためです。
私たちの施設は決して大きくありません。しかし、最新の医療機器を完備し、
その治療に精通したスタッフが24時間対応出来るように待機しております。 また、地方の方々の病気、脳卒中はもとより脳疾患全般および頚椎、腰椎の疾
患の診断・治療、予防を行うことも私たちの大切な使命であります。 私たちは大きな病院には出来ない、患者さんとの距離が無く、その場限りでな
いホームドクターとして、患者さんの目線に立ったきめ細やかな医療のご提供
を目指しています。 理事長 小林延光 |
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